これからは予防歯科の時代です
永久歯は、「親知らず」を含めると全部で32本です。
あなたの歯の数は、現在何本ですか?
あなたの10年後20年後は?
「私の歯は平均に比べてどうですか?」と漠然とした質問をよく受けます。
下図はその答えの一助になると思います。
毎日の歯磨きや定期検診の受診、専門家によるお口のケアを受けることで多くの歯を残すことができます。
上のグラフでは、ご自身の歯の数と年齢で、現在の日本におけるあなたの位置が分かり、その線を右にたどると将来の歯数を予測することができます。
20本の赤線の上が青色ですが、これは食事制限がなく健康で長生きの可能性が高いことを表しています。一方で、赤線から下の赤色は、寿命は分かりませんが、介護期間の長期化が予想されます。
歯科は一般的に人の寿命には関わりませんが、今注目を浴びている「健康寿命」には大きく関係しています。
今ご自身が下目の線にのっている方も心配はいりません。これからの努力によって生活習慣を変えることで上方の線に乗り換えることができます。
大多数の方が歯科には、痛みが出た時か何かトラブルがある時に、治療だけに通われていると思います。
歯の病気の大半が細菌によって起こります。その細菌は歯ブラシだけでは十分に除くことはできません。歯科によって定期的なメンテナンス処置を受けることが重要で効果的です。
多くの健康な歯を残し、いつまでも食事が美味しく、外食も楽しみな「健口長寿」を目指しませんか?
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